働くママの日常。現在、産休中。

30代、東京在住、共働きママの日常をマイペースに更新していこうと思います。パパと2010年生まれの息子、2015年10月生まれの娘の4人家族。現在、第2子の産休&育休中。

出産レポ④ 分娩

出産記録のため、人によっては不快に感じる場合もあるかと思いますので、閲覧にはご注意ください。

13時15分に入院→分娩が決まって、すぐに無痛分娩の準備をしてもらうことにしました。

息子のときに超絶痛くて、なにも覚えていない状態でした。なので、今回は無痛分娩にしようと心に決めていました。

13時15分
病院に着いてすぐ、子宮口が5センチ開いているとのことで、分娩室での麻酔の準備が始まりました。無痛分娩にも種類がいくつかあるようなんですが、私が受けたのは硬膜外無痛分娩というもので、最もポピュラーな手法だそうです。
硬膜外麻酔を用いて分娩時の痛みを和らげる方法を「硬膜外無痛分娩」といいます。無痛分娩の中で、最も一般的な方法です。硬膜外腔(こうまくがいくう)と呼ばれる、背骨の中にある、脊髄神経を包む膜の外の狭い間隙に細くて柔らかいチューブ(カテーテル)を挿入します。そのカテーテルに局所麻酔薬を注入することで痛みを和らげる方法です。
詳しく図解でも説明してあります。

決められた週数までに講習を受けて、しっかり理解して無痛分娩を選択するように説明されます。また私の生んだ産院では違ったのですが、一般的には無痛分娩の場合は計画出産になることが多いようです。

13時30分頃
胎動とお腹の張りを計測するNSTをセットし、分娩台で背中の腰のあたりに麻酔の針を刺してもらいました。これが陣痛ほどではないですが、なかなかの痛さ。また麻酔に合わせて、点滴を打ってもらいました。

13時45分
アレルギー等の諸々確認後、麻酔を流してもらいました。背中の管を麻酔が流れる感覚があり、15分〜20分後、麻酔が効いてきて、おへそより下くらいの感覚がほとんどない状態になりました。足に触れられれば、触れているのは分かり、左右に振ることはできるけど、持ち上げることは出来ないくらいです。また出産準備のため、破膜(破水するために膜を破る処置)を行いました。

14時15分
子宮口の開きや娘の状態をチェックしつつ、分娩が始まるのを待ちます。すっかり麻酔が効き、普通に会話もできるので、母が分娩室に呼んでもらい、息子のときの思い出話などをしていました。

14時45分
やっと仕事先からパパが産院に到着し、すごく安心しました!が、なかなか子宮口の開きも進まないということで、弱めに陣痛促進剤を打ってもらうことになりました。陣痛促進剤も色々情報が溢れているので不安になりますが、事前の講習で説明がありました。

15時00分
ナント!!このタイミングにきて、麻酔が弱まってきたのを急に感じました。子宮口の開きを感じるようになり、頭が出てくるのが分かり、痛い痛い!!助産師さんに慌てて伝え、麻酔を追加してもらうことに!

ただ、麻酔が効き始めるのは15〜20分後…全く痛みのない状態から、いきなり子宮口全開の痛みに引き戻され、息も絶え絶えに。

が、私の呼吸が乱れると娘の心拍も弱まるという悪循環!酸素マスクをつけてもらい、ゆっくり深呼吸をし、麻酔が効くまでひたすら耐える耐える耐える、という状況でした…

※このとき、パパの手を握っていたらしいのですが、折れるかと思ったとのことで、アレは握力50キロくらいだったな、と言われました。笑。

15時25分
麻酔が効き始め、娘の体力も持たないということで、早速イキむことに!息を整え、フーと吐き出すを繰り返す。出てこなくて会陰切開をすることに。そして、イキみを繰り返すこと、3回…

15時31分
2,580グラムの女の子が誕生しました。
※38w1d

ギリギリだったものの、麻酔が効いている状態での出産になったので、会陰切開も痛くなく、まるで大きなウ⚪︎チをニュルンと出している感じで、痛くなく出てくる感覚をしっかり感じることができました。※お食事中の方、すみません。

娘も苦しそうに生まれてきたものの、しっかり大きな産声を上げ、その後カンガルーケアをさせてもらい、ケア中に初ウ⚪︎チもしっかりしてました。笑。

以上が分娩です。
本格的な陣痛開始から4時間半、入院からは2時間強のあっという間の第2子出産でした。

無痛分娩はメリットデメリットあり、麻酔アレルギーなどの関係で受けられない方もいらっしゃると思います。

また無痛分娩という名前ですが、私の場合は家で10分間隔まで待ちましたし、予想外に麻酔が弱まったこともあり、全くの無痛ということでは無かったです。

※入院後に同日に出産した3名ほどの方の話を聞いた限りでは、麻酔が効きやすいかどうか、分娩の流れが破水からか陣痛からかなど、人によりそうでした。

ただ、私の場合、取り上げられるときは麻酔が効いた状態で冷静だったので、生むという行為を実感しながら行うことができました。また、それにより、取り上げられるということの感動を純粋に味わうことができたかな、と思いました。

賛否両論ありますが、いずれにしても、一番大事なのは母体と赤ちゃんの健康!妊婦が自分に合わせて、適切な出産方法を選択できるといいな、と思いました。※そのためには環境整備(産婦人科、無痛分娩が選択できる産婦人科の数、質の充実)も必要ですが…

無痛分娩については、下記にもまとめてあるようですので、是非参考にしてみてください。